2020年を振り返る(下半期編)

 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった2020年。今日のブログでは、そんな2020年を「上半期」「下半期」に分けて振り返っています。(上半期編はこちらから)

7月:練習会と大会参加

 7月に入ると、毎日暑さが厳しくなり、本当に「早朝以外では走れない」と思う日々が急速に増えました。そんな中、2019年に大会でお世話になった香美町村岡区で行われる「世界ジオラン練習会」を知り、早速7月の会に参加しました。

【記事】世界ジオラン練習会参戦記(前編後編

 そして、月末には神戸市西区にある「神戸ワイナリー」で行われた雨の中で半年ぶりの復帰レースとなる20kmレースに出場しました。小さい大会でしたが、久しぶりに周りのランナーと競い合い、「レースの楽しさ」を感じた一日でした。

【記事】神戸ワイナリーでサンセットRUN! 参戦記

レースは雨の中でしたが、終わった後は祝福してくれるかのような夕焼けが美しかったです。

7月走行距離:252.3km

8月:真夏のハーフマラソン参戦

 8月になると、嫌になるような暑さと新型コロナウイルス感染症の第2波がバッティングした結果、「真夏にマスク」という地獄のような状況でした。とはいえ、命あっての物種です。感染対策は普段からバッチリとする必要があることから、練習は密にならない早朝に実施し、この夏はマスクとお付き合いしながら過ごしていました。

 そんな8月の暑さ真っ盛りの中、私は加古川河川敷コースで行われた小規模なハーフマラソンの大会に出走しました。発走時刻の朝8時で気温は30℃、遮る物のない河川敷の道のりは過酷極まりないものでした。

【記事】加古川サンライズマラソン参戦記

8月走行距離:251.6km

9月:2度目のジオラン練習会

 9月は2度目の「世界ジオラン練習会」に参加し、2019年の村岡ダブルフルで悔しい思いをした大会の後半コースを再び走りました。
 昨年は容赦なくコースの魔の手に心をへし折られ、走り込み不足と自分の不甲斐なさを目の当たりにしたところで、練習会ではフレッシュな状態で最後の上りを走れたとはいえ、やはり詰めが甘いと簡単には越えさせてくれないコースである、と再度実感した次第です。
 2021年大会があるかどうかは見通せませんが、開催叶えばまた走りたいコースです。

【記事】第8回世界ジオラン練習会参加記

9月走行距離:249.7km

10月:30kmレースで力試し

 10月になると涼しくなり、長い距離を走りやすい季節となったことから、「冬のマラソンシーズンに向けて力を試そう」と30kmレースに出走しました。舞台は8月以来の加古川河川敷。加古川マラソンと同じみなもロードで開催された大会です。
 レースは「サブ3ペースで行ければ」というスタートでしたが、思ったよりも動けたことから、速めの4'05"/kmペースでどこまで行けるか、と挑戦。河川敷往復の復路で吹き付ける風に苦しみながらのレースでしたが、ペースを守って最後まで行けたことで、長い距離への適応も大丈夫、との手応えを得た日となりました。

【記事】加古川みなもロードハーフ参戦記

10月走行距離:249.5km

11月:トライアルマラソン参戦決める

 11月には、翌月12月開催の「奈良・平城宮跡歴史公園トライアルマラソン」への参戦を正式に決めました。とはいえ、練習自体は30kmを10月末に走ったことから、それ以降はハーフ3本とレースペースの確認に徹した以外は「故障防止」を第一に取り組んでいました。
 しかし、11月も終わりに近付いた頃から次第に波が落ち着いていた新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始め、私の住む兵庫県も例外ではありませんでした。いつ「参加不可」が言い渡されるか、ということが気が気でなかったのがこの時期です。

11月走行距離:252.1km

12月:大和路で目標へ挑戦

 12月に突入すると、私は完全に「マラソン準備モード」に突入。欲を出した大会が過去ろくでもない結果ばかりだったので、今回は「堅実にサブ3を達成する」との目標立てで準備を進めていました。結果の話や大会の裏話は先日のブログにアップしたところなので、そちらに譲りますが、難しい状況でも走れることのありがたみを味わった一年だった、とフィニッシュ直後に思いました。
平城宮跡にて

【記事】平城宮跡歴史公園トライアルマラソン参戦記

12月走行距離:239.0km

おわりに

 2020年は、総走行距離2861.5kmで終了となりました。ここにウォームアップやクールダウンのジョグの距離は入っていないので、実際にはもう少し多いと思います。
 この度、「月間250kmでサブ3」ということが出来たので、練習量を昨年から積み増して目標に手が届いたことを踏まえ、この制約の中でどう技量向上を図るかを今後の課題としたいと思います。ですが、大会終了後故障してしまったのは不徳の致すところ、としか言えません。まずは故障からの回復と練習復帰を目指して2021年は始動したいと思います。