神戸ワイナリーでサンセットRUN! 参戦記

 おはようございます。

 昨日、私は復帰後初となる20kmの大会「神戸ワイナリーでサンセットRUN!」に参戦しました。
 今朝は大会までの道中を含めて振り返ります。
 
 3時から受付開始、ということで2時過ぎに家を出発。三宮から地下鉄に揺られること30分で西神中央駅に到着。ここからバスで神戸ワイナリーを目指しました。
旅を伴うと鉄道マニアの血も騒ぎました

 西神中央駅は、神戸市西区の中心にあり、駅前に百貨店のそごうが構える大きな駅です。ですが、そごうは来月末で閉店することが関西ではニュースにもなりました。駅前は大きなバスターミナルがあり、コロナウイルスの影響が濃く残るこの時期ですが、活気がありました。

 バスで10分も掛からない内に神戸ワイナリーの最寄り停留所に到着。少し歩くと、大きなゲートに出迎えられました。園内の中心にあるショップが入る建物の周りは回廊のようになっていて、とてもお洒落な佇まいです。市立の農業公園であり、また入園無料、というのが良いところです。
レース後に撮影
ちょうど夕焼けが綺麗な時でした

 大会のスタートは午後5時。先に短い距離の部のランナーを見送り、3分後に私を含め200人以上が出場した20kmの部がスタート。
 目標は、キロ4分ペースでしっかりと最後まで押し切ることでした。皆スタートダッシュを決める中、私はいつものようにゆったりと入りました。
 入りの1kmは3分59秒。下り基調のコースでしたが、予定通りのペースに乗って走ることが出来たので、思わず走りながら「よし」と心の中でガッツポーズしていました。ですが、そうは問屋が卸さないのが昨日のコース。11周の長丁場でアップダウンが小刻みに繰り返し、また強まった雨脚に加え、冷たい風も吹く厳しいコンディションもあって、ペースが思うように上がりませんでした。

 とはいえ、条件はみな同じ。皆厳しい条件で競っているのだから、と思いつつ走りました。走っていると、残り周回数が少なくなったタイミングで、「あと3周で終わりか」と考えてしまうくらいだったので、いかに大会に飢えていたか、自分でも実感することになりました。

 最後はしっかりとラストスパートも出来てフィニッシュ。1時間18分23秒でした。

 ラストはしっかり上げられましたが、中間走は悪条件の中、ただひたすら「耐える」レースになってしまい、気を抜けばすぐペースダウンしてしまいそうな状況でした。また、アップダウンの連続で若干大腿に「ピリッ」とする感覚が走り、このペースで42.195km走ったら確実に攣ってしまうだろう、と実感することにもなりました。
 絶対スピードの面も微妙だったので、8月の練習はインターバルを交えることになりそうです。

ぶどう畑の向こうに見えた美しい夕焼けに心が洗われました。

参加賞には野菜詰め合わせがもらえました

 走らせて頂けることに感謝、ということを実感した今回の大会。周りの人と競う環境が無かったため、自分の実力、足りない部分が分かっていませんでしたが、それもしっかりと突き付けてもらいました。
 小規模大会はこれからも積極的に参加したいと思いますし、状況が上向き、公認ロードレース再開のうねりが訪れる日を願ってやみません。