レース1週間前を迎えて

　おはようございます。

　7月17日金曜日。新型コロナウイルスの影響が無ければ、来週からはオリンピックの熱戦が始まるはずでした。そして、全国インターハイ、高校野球も変わらず行われていたことでしょう。そう思うと、「当たり前」と思っていたことは、じつは「有り難い」ことなのだと実感します。　

　「有り難い」ということですが、私にとってのレースの存在も、今となっては「有り難い」ことそのものです。そんなレースがいよいよ来週に控えます。

　初戦からいきなり20kmのレースです。というのも、今の自分が5kmや10kmのレースを走っても、まともにタイムが出ないだろう、ということがあります。

　

　先日はユニバー記念陸上競技場で練習しましたが、その時も10000mの通過は38分43秒。ペース走だったとはいえ、本気を出しても38分を切れるかどうかは限りなく怪しいです。サブ3を目指すランナーとしては「足が遅い」というのは否めません。

　ですが、スピードが無くとも、「防御は最大の攻撃」になる、と割り切って練習しています。つまりスタミナを地道に鍛え、EペースやTペースの上限値を少しでも上げることに心を砕いています。

　「ネガティブスプリットは非現実だと言わせない」

　これが私にとってはマラソンに取り組む上での一つの道標です。それを確かにするためにも、ペース勘だったり、余裕を持って状況判断をしたり、といった点を体に覚えさせる努力は常に怠らないようにし、自分の引き出しを使いつつ、またレースを通じて引き出しを増やせるように、来週の本番は頑張ります。