村岡ダブルフルの要項決定

7/1に募集開始

 先日のブログで「開催の方向で決まる」とお伝えした「第24回村岡ダブルフルウルトラランニング」。正式にHP上で開催要項が発表されました。

【大会HP】2021年第24回大会募集要項

 今大会は、COVID-19感染対策を第一に、例年賑やかなエイドも規模を縮小するなど、関係各位の方々が苦心しながら発表に漕ぎ着けた、という印象があります。とはいえ、「実績を確実に積みたい」との決意が開催へと動く原動力となった、と言えるでしょう。

COVID-19の再蔓延の懸念

 しかし、開催の意向が示されても、COVID-19がまた広まってしまえば元も子もありません。第4波では兵庫県内のCOVID-19医療体制は崩壊し、自宅療養ありきの対応となってしまいました。同じ轍を繰り返し、また大きな波が来る、ということは許されない状況です。
 県内では、21日から阪神地域と明石市、加古川市、姫路市及びその周辺の15市町に対し、緊急事態宣言から「まん延防止等重点措置」への移行が決まりました。
 重点措置に切り替わり、平日限定で酒類の提供が認められる運びとなりましたが、これがリバウンドの引き金になることを強く懸念します。そうなれば、大会のスタートラインに立つことは再び夢物語に終わってしまいかねません。「立たせろ」とゴネても、無理なものは無理、としか言えません。そうしないための基本的対策の徹底は不可欠です。

他大会からの「スライド出走」あるか?

 村岡ダブルフルは開催の意向を示しました。一方、判断待ちの四万十川ウルトラの動向は不明、とあって、この大会の枠を押さえる方も一定存在するのではないか、と見ています。

【大会HPより】第27回四万十川ウルトラマラソンの開催について

 「大会難民」となるランナーが多数いる現状、これは止むを得ないと割り切っています。しかし、2019年大会でもなかなか苦しく感じた「0次関門突破」の難易度が上がることへの不安は尽きません。大会が行われる予定の9月末までに、つつがなくワクチン接種が進み、制限レベルが低い段階に留まることを願うばかりです。