「無欲である」ということ 【7/15 練習記録】

 おはようございます。

 神戸は昨日まで雨が続きましたが、今日明日は穏やかな天気になりそうで一安心しています。
 
 マラソンをやっていると、どうしても「欲」が出てしまいます。これは記録を追いかけるスポーツの宿命とも言えます。ですが、「欲」に打ち克たないと、レースを組み立て、思った記録を出せない、とも感じています。
 多くの人と競い合う環境は、自分のキャパシティの100%以上の「瞬間風速」を簡単に引き出してしまいます。それを「調子が良い」「記録が狙える」と思って、後半しっぺ返しを食った経験は私にもありました。そこから、レースには「欲を出さない」ということが大事なのではないか、と思うようになりました。

 最後に今朝の練習を振り返ります。今朝はペースアップという欲を抑え、「ゆっくり走る」に徹した練習でした。

 【7/15の練習】
 Eペース 9.12km 43'38"(4'47"/km)


 今朝のラップ平均ペースと高度の関係を見返すと、上りでペースがゆっくりとなり、下りと平坦地で上がる、はっきりとした状態でした。これは、「上りで追い込む必要はない」「じっくりと抑えてフォームを意識して上ろう」と努めたからだと思います。
 入りの2kmは少し余裕が少ないかな、と走りながら思いましたが、そこを過ぎてからは体もしっかり動かせ、楽に速めのペースに持っていくことが出来ました。一旦上り返してからの下り、その後の平坦地共に軽快な動きが出来ました。

 先日の練習会で過酷なアップダウンの続くコースを走ったおかげで、昨日今日とあった普段の練習も随分と楽なものだと感じました。
 ですが、私の実力はまだまだです。引き続き、欲を出し過ぎず、現実を直視しながら目の前の目標を一つ一つクリアする、というスタンスで練習に取り組みたいと思います。