4度目の宣言突入とマラソン界の近況

8/20~9/12の予定 

 6/4の拙ブログの記事にて、「緊急事態宣言を前のめりになって解除するのは危険」と指摘しました。しかし、今回も大阪、東京で十分に下げ止まらないまま解除した結果、「過去最高」を更新し、未だピークが見えない第5波への突入を招きました。
 大阪が状況悪化に陥ると、真っ先に影響を受けるのが隣接する兵庫県と京都府です。兵庫県もここに来て急速な感染状況悪化となり、ついには4度目の宣言要請に追い込まれました。
 兵庫県も未だ見たことのない「4桁」は時間の問題となりました。素人目にも「早過ぎる解除はダメだ」と分かることですが、結果的に6月末の宣言解除からわずか2ヶ月足らずで元通りです。「仏の顔も三度」と言いますが、3度目までは何とか応じる姿勢を見せられても、「4度は無い」というのが率直なところです。こう至らしめた政府の対応のまずさには苦言を呈さざるを得ません。

あざいお市マラソン、奈良マラソンのエントリー開始

 滋賀県にも「まん延防止等重点措置」が出る状況ですが、そんな中、10/10に長浜市で「あざいお市マラソン」(ハーフ)が開催予定です。今年はランナーを「県内限定」とし、定員は1000人とする予定とのこと。開催実績を積むことが、感染症など危機管理対策の実績にも直結しますので、これを歓迎したいと思います。

【参考】長浜市あざいお市マラソン公式HP

 同時に、奈良マラソンも8/16に奈良県民枠の先行募集が開始され、同日中に締切となりました。しかし、例年のような激しいクリック合戦は認められなかったようで、ランナー間には「諦め」が支配している厳しい現状を如実に示していると言えます。一般枠の募集開始は今日午後8時からです。状況が厳しいならば、一般枠の出走を差し止めて、県民限定レースとしての開催を最後まで模索することを強く望みます。

村岡ダブルフルの可否は9月初頭か

 一方、村岡ダブルフルウルトラランニングは執筆時点で中止になる、との情報は入っていません。これは公式Facebookにて「当日宣言解除状態なら実施」としているためです。すなわち、9月初頭に迫られる宣言延長の是非を待たないことには何も分からない、というところです。
 開催は黄色信号になり、赤信号となるのも時間の問題です。ワクチン接種の加速は最低限進めなければなりませんが、9月末までにどれ程進むことになるか、全く先が読めません。