村岡ダブルフルの見せる「決意」

「宣言なければ予定通り」を貫く

 今年9月26日に2年ぶりとなる第24回大会を予定する村岡ダブルフルウルトラランニング。公式Facebookによれば、香美町のワクチン接種を完了した人が町全体で50%超であることが決め手となっているようです。

大会公式Facebookページ

 実際、香美町の接種ペースは兵庫県内他市町の中でも群を抜いて早く(神戸新聞の記事による)、高齢者接種は既に90%の方が2回目を終えています。その辺りも鑑みて、かつ馴染みのランナーの方々のためにも「何としてでも開催したい」との強い決意があるものと考えています。

月末には「デルタ株に全て置き換わり」か

 一方、猛威を振るいまくる変異型SARS-Cov-2の「デルタ株」。神戸市の当局が当初から積極検査し、「市中感染が広まっている」と示唆していましたが、今月になって発表したデータでは、既に検査数の75%が置き換わっている、とのことでした。ほぼ全ての事例がデルタ株起因となるのも時間の問題と言えます。

定員割れとなった大会

 私自身、他の大会からの流れ込みがあって「0次関門」である申し込み受付開始直後のクリック合戦が激化するかもしれない、と予想していました。しかし、蓋を開ければ最終日まで枠が余る展開で、大会事務局も「10年ぶりのこと」としています。
 45km一本の大会には魅力を感じなかったのか、「どうせダメだろう」という諦観が支配しているのかは定かではありません。しかし、1ヶ月半後に状況が持ち直しに転じて、何とか開催に漕ぎつけてもらいたい、と考えるところです。
今年は果たしてスタートラインに立てるでしょうか