大会はいつまで「不要不急の物」か
宣言延長は秒読み
先般、緊急事態宣言の発令地域がさらに拡大されました。既に出ている地域も全く感染拡大が収まる気配は無く、兵庫県も「日1000人以上は当たり前」という状況です。
兵庫県で新たに1050人感染 土曜日最多、千人超は5日連続 #新型コロナ https://t.co/Ytbxz1vkAr
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) August 28, 2021
これでは、12日が期限となっている緊急事態宣言の延長は不可避と言えます。4度目の宣言を招き、対策もほぼ尽きた今、「自然鎮火」を待つしかないような状況に陥ったことは憂うべき状況です。
スポーツ大会も不要不急なのか
スポーツの面でも、今秋開催予定だった三重国体が中止となる予定です。三重県も緊急事態宣言の対象に加えられ、鈴木知事も「人命最優先」として決断したようです。
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— とこまる◎2021三重とこわか国体・三重とこわか大会 (@tokomaru2021) August 26, 2021
⚠️重要なお知らせ⚠️
三重とこわか国体
三重とこわか大会
中止の正式決定
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9/25〜10/5 #三重とこわか国体 と
10/23〜10/25 #三重とこわか大会 は
新型コロナウイルスの影響により
開催中止が決定したとこっ😢#三重県 #国体 #障スポ pic.twitter.com/V8yoBJdXrj
国体レベルが中止となる以上、市民マラソン大会の開催も夢のまた夢、という状況です。しかし、スポーツはトップアスリートの舞台は「絶対死守」で、それ以外、特に市民ランナーのための舞台は「不要不急」とされ続ける現状には釈然としません。レベルの差はあるにせよ、志に貴賤がある訳ではないのですから。
君子危うきに近寄らず、で首長が自らの身分を憂いて検討以前に「中止」を述べることが如何に文化を危うくするか、これをよく考えてもらいたいと思います。ギリギリまで可能性を探ってダメだった場合は納得できます。しかし、そこまで大会中枢が思いを致した例は稀と言えます。これでは、「スポーツは大事、万全の策を講じてやって行こう」の流れは出来ません。