「ローカル化」がマラソンの生きる道
COVID-19禍の収束は見えず
【詳報】兵庫県、新たに441人感染 400人超えは5月8日以来 宿泊療養が過去最多https://t.co/Gha9VtTYtN
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) August 3, 2021
冬シーズンも「中止」の報が入る
福知山マラソン、2年連続で開催見送り 市「申し訳ないが、ワクチン接種を最優先」 (京都新聞) https://t.co/U5t8VPrxe5 #linenews
— 京都新聞 (@kyoto_np) August 2, 2021
- 中等症Ⅰ(呼吸困難・肺炎所見あり)
- 中等症Ⅱ(酸素投与が必要な呼吸困難の状態)
大会は「ローカル化」へ舵を切れ
「市民マラソン」は、小規模(100人程度)のものはまだしも、東京マラソンを始めとする公道での大会はほとんどが立ち消えになっています。緊急事態宣言もありますが、スポーツとして最もシンプルかつ裾野の広いマラソンが懸念を前に出来ないことは文化面の大きな損失に当たると考えます。事前検査、体調管理シート提出等の対策を敢行すべきと言えます。
マラソンは「全国募集」を当然としていますが、これを改めない限り、未知の感染症による脅威が現れる度に「中止」となり、そうなると「大会廃止」も現実味を帯びます。新時代のマラソンはそのような脅威に立ち向かうならば、「県内」「地方内」に定員を割り振って開くしかありません。
(注)緊急事態宣言下、まん延防止等重点措置下での開催は困難との認識に変わりはありません。これらの開催条件は、「感染状況の落ち着き」が大前提です。
例えば、神戸マラソンでは、「神戸市民枠」「兵庫県民枠」「関西地方枠」(ここまで先着順)「全国枠」(抽選)とすることも必要でしょう。そして、前者3カテゴリーに枠を多く配分し、「関西に住みながら落選して涙を呑んだ」という人に走ってもらう、で良いのではないでしょうか。事態が芳しくなければ県外募集を差し止め、「県内限定」とすべきところです。
「誰もに等しくチャンスを」与える形のマラソンは困難を極めます。ならば、「地元最重視」の大会で実績を積むしかありません。