村岡に届けたい「ありがとう」

村岡ダブルフルウルトラランニング中止を受けて

 今年6月、今年も出よう、と決めていたレースの一つ、「第23回村岡ダブルフルウルトラランニング」が新型コロナウイルスの影響で中止になる、とリリースされました。村岡では、先頭ランナーが「○○を通過した」という情報が町内放送で流れるくらいの一つの「フェスティバル」でもあり、去年参加した大会で一番楽しいものでした。

 中止の報は、私も「悲しいお知らせ」としてブログを書くくらい、ショッキングな出来事でした。
 募集延期が発表された5月の時点では「ギリギリまで状況を見て決めるかな」と思っていましたが、猛威を振るう新型コロナウイルスの前には、その思いはむなしくも砕け散りました。

 兵庫県北部を走るバス会社「全但バス」の高速バスも、夏休み頃まで大阪・神戸と城崎温泉を結ぶ路線、大阪・神戸と村岡・湯村温泉・浜坂を結ぶ路線のいずれも運休続きで、その情報も私には深く突き刺さる出来事でした。
(その後、順次運行が再開され、11月からは通常に近いダイヤに戻る予定です→全但バスHP

ジオラン練習会への参加

 昨年の村岡ダブルフルでボコボコに打ちのめされたものの、すっかり地域やレースの魅力に取りつかれた私。兵庫県の香美町村岡区にある「ハチ北観光協会」が主催する「世界ジオラン練習会」の存在を知り、7月と9月に2度参加しました。

(7月の練習会記事はこちら
(9月の練習会記事はこちら

9月の練習会のGPSデータ

 練習会は、ハードコースを約30km走るかなり本格的なものでしたが、村岡ダブルフルの猛者たちが集まり、長丁場ながら楽しい道のりで、最後の数kmは「もうおしまいなのか」と寂しい気持ちになったのは今も鮮明に覚えています。


ある一本の動画

 そんな中、村岡ダブルフルウルトラランニングの公式HPに、一本の動画がアップされました。地域の皆さんの言葉を聞くと、「第24回大会のスタートラインに立ちたい」との思いを新たにしました。

村岡ダブルフル最大のエイドが置かれる射添(いそう)会館。
来年9月は歓迎を笑顔で受けられるよう、練習頑張ります

 メッセージを届けてくれた村岡の皆さんに「ありがとう」と伝えたいと思います。来年は、皆様の言葉に応える走りを村岡にお見せしたい、と強く思います。