東京マラソン2021、決断する

 おはようございます。
 先週月曜日、来年3月7日開催予定の「東京マラソン2021」を秋開催に延期する、という記事が日刊スポーツより流れました。

 日刊スポーツが5日にこの報道をしたことで、私の中では「もしかすると秋冬のマラソンシーズンの大会順が大きく入れ替わるかも」という印象を受けました。
出典:東京マラソン2021HP
https://www.marathon.tokyo/news/detail/news_001773.html
 
 記事が日刊スポーツから出た時点ではまだ「検討中」となっていましたが、昨日9日、公式に「10月17日開催」と発表されました。
リリース:https://www.marathon.tokyo/news/detail/news_001790.html

 状況を注視しながら、どれくらいの規模で行うかは柔軟な検討が必要になると思いますし、「4万人規模」という数ありきで議論が進み、10月の本大会も「中止することになりました。何卒ご理解下さい」とすることは絶対に避けるべきです。もし、規模を縮小せざるを得ない、ということであれば、別大マラソンのような資格記録の提出要求により、制限時間を縮める形が自然だと感じます。既に2021年、2022年大会の枠はほぼ塞がっているので、そこを柔軟に運用していくのが妥当ではないでしょうか。 

 「All or nothing」にこだわり、2年連続エリートランナー以外締め出し、ということを日本最高峰と言っても良い東京で繰り返すなら、マラソン文化はそこで死を迎える、と言っても過言ではないでしょう。それくらい、東京マラソン2021がどういう決定を下すか、それに今から注目しています。