河川敷の公認コース、増えてくれれば

 おはようございます。
 先日、これまでの7か月間の大会中止が続いた期間のことなどを書きましたが、そんな中でふと思ったのが、「河川敷の公認マラソンコース、意外と少なくないか」ということです。
 河川敷を使って行われている公認のハーフマラソン・フルマラソンの大会、私が現在住んでいる兵庫県だと、加古川河川敷を使って行われる「加古川マラソン」が最も有名です。
出典:ニッケHP(2020/9/25 閲覧)
http://www.nikke.co.jp/culture/area/marathon/course/

 他には、先日大会成功を祈願したハイテクハーフマラソン、北海道・札幌の日刊スポーツ豊平川マラソンの舞台となる豊平川右岸などが挙げられますが、パッと「思い出せ」と言われてもなかなか出てこない、という状況です。(ウルトラなら柴又100Kもあります)

 ここで、個人的に公認コースとして使って欲しい、と思う河川敷の候補をいくつか挙げたいと思います。

①淀川河川敷(淀川市民マラソンコースに準拠)

 このコースは、守口市と大阪市の境付近をスタートし、一度淀川を上流側、枚方市付近まで行って折り返し、スタート地点(中間点)を通過、26km過ぎに淀川大堰の水門橋を渡って左岸から右岸へ移り、大阪市の塚本付近で折り返して元のコースを戻る、というものです。公認コースではありませんが、折り返し点やスタートの調整などで公認を得るに足るだけのポテンシャルはあるように思います。
 河川敷で応援が少ない中、眼前に小さく見える橋のシルエットから距離を推測するのですが、終盤の疲れがある中で「橋が全然大きく見えない」というのが容赦なくランナーの心を折るコースだと言えます。

②武庫川河川敷右岸(宝塚ハーフマラソンコースにほぼ相当)

 これは、宝塚駅から大劇場へ向かう「花のみち」をスタートし、宝塚大橋を渡った後、逆瀬川沿いを走ってから武庫川に入り、阪神電車の武庫川駅まで行って折り返して戻るコースが設定されています。
 元々、武庫川河川敷は「ユリカモメウルトラマラソン」や兵庫県高校駅伝の地区予選の会場としても使われ、大会開催実績の非常に多いコースです。 
 宝塚ハーフのコースも公認には至っていませんが、これも一部の距離修正で何とか公認に持っていけそうな感じはあると思います。
 このコースは過去に何度か走ってみましたが、宝塚市内から西宮市内にかけ、10kmで50m程緩やかに下り続けるコースになっていて、幅も多くの地点で確保されています。