夏の練習と大会から得たこと

 おはようございます。

 9月に入ったものの、相変わらず暑さは厳しいです。北からは少しずつ秋の気配のようなものも見えているようですが、こと神戸に関しては、秋のお彼岸までは大変な日々が続きそうです。
 今日は、この夏(7月と8月)の練習と大会から学んだことを色々書きたいと思います。

 今年の夏は、前半の7月は長雨もあって気温の上がりが非常に鈍く、神戸も最高気温30℃を割る日が続きました。神戸も特に上旬から中旬にかけて雨が続き、シューズをダメにしないため、シャワーランをなるべく回避しつつ練習していました。

 7月の最大の目玉は、2月以降、新型コロナウイルスの影響で出走予定大会が全て中止となって以来初のレースで半年ぶりにレース復帰したことです。(記事
7月の大会は大雨の中でしたが、最後の夕焼けがご褒美でした。

 アップダウンが小刻みに続く20km弱でしたが、落ち着いて入り、最後しっかり上げる、という理想的なレースを展開出来ました。11周の周回コースで、参加した選手が200人程度と多めだったのも良かったところです。雨の中のレースで、気温が高くなかったのも幸いした感じでしたが、1時間以上雨に打たれ、後半は吹く風が寒く感じられる時間もあった、そんな大会でした。
 
 もう一つの目玉は、第5回世界ジオラン練習会です。初参加でしたが、村岡ダブルフル愛に溢れた皆さんと走れた時間はとても楽しかったです。去年出走したコースには無かった標高1000m超えの蘇武岳。非常に大変なコースですが、展望台から見える絶景は登った人の特権、と感じるものでした。

 梅雨が7月末に明けると、それまで忘れていた暑さを急に思い出したかのように、連日の真夏日、猛暑日が容赦なくやって来ました。
 7月は練習で「ひとりハーフマラソン」と称してハーフとほぼ同じ21.1kmを1週間から2週間に1度の頻度で行っていましたが、8月はそれも難しくなりました。(基本の練習が無補給実施のため)
 練習でも、ペース走で上手くペースを作れなかったりしてDNFしたり、ハーフより5km短い10マイル走で余裕を無くしたり、となかなか思うように波に乗れなかった月となりました。

 8月下旬、暑さ厳しい中、加古川で小規模な大会がある、と聞きつけて参加。今度は7月と比べてかなり少ない30人前後のエントリーでした。序盤から1km4分ペースで押して行き、最後は少し苦しくなってラップを落としましたが、何とか完走。反省と課題も見つかったレースでした。



 この2ヶ月は前半の雨、後半の暑さに苦しんだ時期でした。暑さは今も続いていますが、練習や大会を通じて、「この時期にちゃんと距離を踏んでおく」ということはやはり大事なのだと感じました。2回の大会が20kmとハーフだったのもありますが、それ以上の距離を見据えるとなると、スピード練習に夏の間特化して、距離踏みを二次的な練習に回すことは難しいと思います。

 8月は苦しい練習から目を背けがちだった弱い部分が大会で最後に伸びを欠いた原因になったので、これから少しずつ気温が落ち着くのを見計らって、再度距離を踏む練習と向き合っていくことにします。