ハイテクハーフの成功を祈ります

 おはようございます。

 先日9月5日、東京で行われる「第22回ハイテクハーフマラソン」のエントリーが始まりました。新型コロナウイルスの影響が色濃く残る昨今、「開催します」と名乗りを上げた大会の一つとしてエントリー開始前から高く注目されていました。
(出典:大会HP

 1月10日と11日の2日に亘る、例年と異なる開催スタイルですが、ハーフマラソンの「定員3000人」は、この状況下ではかなりの枠を確保した大会だと言えます。15分おきに3組ウェーブスタートで午前の部、午後の部で1500人ずつが出走する予定です。
 当日の開催が叶った場合、トライアルマラソンシリーズ同様、新型コロナウイルス対策を施した大会運営の範として活用されることが期待されます。

 一方、東京マラソンが2年連続の一般ランナー出走のない、いわゆる「テレビの中のマラソン」となる可能性は現時点で高いままです。
 私はサブ3を達成していないので、スタートラインに立つことすら考えられませんが、例年の福岡国際マラソンや大阪国際女子マラソンの基準をクリアしている選手がそこに立てるかどうかはカギを握ることになると思います。

 全国のマラソン大会について、私の持論は「まず県内限定、そこから少しずつ状況を見ながら募集対象を拡大すべき」です。地域間移動や県境を跨ぐ移動はなるべく少なめに、という状況が続く中で、県内ランナーだけでも大会が開かれることは、「新型コロナウイルスに負けない」というメッセージとしては絶大と思います。
 もちろん、参加出来ない、というランナーが多数出る状況にもなりますので、そこでオンラインマラソンを組み合わせたりして、大会を盛り上げれば、リアルとオンラインを繋いで、実りある大会になる素地は確かになると思います。

 今回ハイテクハーフマラソン事務局が出した「あきらめない」のメッセージは力強いもので、遠く離れた神戸からも大会の成功を祈念してやみません。