2年越しのマラソンシーズン、開幕へ

2019~2020シーズン以来に

 来週10/31の金沢マラソンを皮切りに、今シーズンの都市マラソンシリーズが開幕します。昨シーズンは防府読売マラソンを除けば中止の憂き目に遭い、本格的なマラソンの季節となるのは2年ぶりのことです。まずは北陸両県からスタート、以後奈良マラソンなど、各地に走り甲斐ある大会が続きます。
 折しも金沢マラソン当日、10/31は衆議院議員総選挙の投票日です。そのため、途中の箇所で歩行者横断がありますが、最大限ランナーに配慮した設定となりました。難しい対応を迫られながら、ここまで尽力された関係者各位には敬意を表します。

まだまだ対応は分かれる

 しかし、東京マラソンのように実質1年延期で例年と同時期に戻ったレースもありますが、「中止」と「開催」の判断は分かれているのが現状です。例えば、京都マラソンは7/14に「オンライン開催を継続」と打ち出しました。

 一方、時期の近い大阪マラソンは募集削減しながらも開催予定、東京マラソンも開催予定と、各大会での判断は分かれています。足並み揃い、充実の大会スケジュールとなるのは全く見通しが立たない状況です。COVID-19ワクチンの効果が薄れ始めると、再びの感染拡大が懸念され、そうなれば「開催」とする大会の判断が変わることも大いにあり得ます。

全力をぶつけられる舞台の復活に拍手

 2年の時を経て、ようやく力試しのステージが整ったことには素直に拍手を送りたいと思います。ランナーが待ち望んだ光が見え始めていることは確かです。再び、その光を厚い雲で覆わぬよう、私自身凡事徹底で対策をやっていきたいと思いますし、着々と練習も積んで行きたいと思います。そして、来年にかけての大会がつつがなく開かれることを願ってやみません。