村岡ダブルフル、9月末開催へ

例年同様、9月末開催へ

 6/7のブログで、同時期に開催される「丹後100kmウルトラマラソン」と「村岡ダブルフルウルトラランニング」、両大会の状況を取り上げました。4月末に早々と今シーズンの大会中止を決めた丹後に対し、村岡ダブルフルは「決定待ち」を行っていました。
 それから1週間弱。村岡ダブルフルウルトラランニングは、公式Facebookにコース図を含む情報の一端を投稿しました。例年と同時期に2000人規模での開催を目指す、とのことです。COVID-19禍でギリギリまで開催を模索する姿勢で来られたことに、改めて敬意を表します。

特設コースでもハードさ変わらず

 今年の大会は、例年と異なり、45kmの特設コースに距離を一本化しての実施となる予定です。普段の大会では前半に走る香美町の「兎和野高原」(関西屈指の豪雪地帯)や、「ハチ北民宿街」を通り抜けるコースです。
第22回の大会コース図(公式大会案内より)

 今回は、スタートから28km地点までは写真の100kmコースを走ります。28km過ぎから一度走ったコースを再度走り、途中で88kmコースで走る区間を経て、第7エイドの手前で再合流。以後は35km地点を目指して進み、ループを切らずにスタート地点に戻る、とのことです。
 高低差は大会によると460m。普段は1000m級の山登りがあるので、それと比べると少ないですが、標高200mのスタート地点から、660mのハチ北まで駆け上がるコースのハードさは全く変わりません。坂に魅せられた村岡ファンの心を掴む設定だと感じます。

「0次関門突破競争」は激化か

 RUNNETを通じての申し込み時に気になるのが「0次関門」。村岡ダブルフルにもありますが、その後に経験した奈良マラソン2019に比べると穏やかでした。COVID-19の流行前でも関門突破に神経をすり減らせたのは確かです。
 しかし、COVID-19禍が続き、大会が無い中で、「大会難民」となったランナーが大挙して押し寄せることでしょう。丹後ウルトラ中止となると、時期の近い村岡に矛先を向け、スタートラインに立たんとする人が出るのは容易に予想出来ます。そして、都市マラソンの行方が見えない中、活路をここに見出すとすれば、0次関門突破の高い壁がますます高く大きくなるように感じます。

 果たして、私の懸念がどこまで当たるのか。7月1日の22時、私もPC携えて0次関門突破を目指します。