富山と下関でも無事開催される
富山と下関で揃って開催
去る11月7日、富山市及び高岡市を舞台に「富山マラソン」、山口県の下関市では「下関海響マラソン」がそれぞれ開かれました。要項発表時はCOVID-19禍で開催が危ぶまれる中でしたが、ワクチン接種進展、感染者数減少を受け、両大会とも予定通りに開かれました。富山では約10000人、下関では約5000人が参加されたとのこと。マラソン大会にも「日常」の風景が戻ってきたように思います。
【特集】秋晴れ、4914人海響ラン
— 山口新聞電子版 (@yamaguchi_dig) November 8, 2021
フル、男女とも県勢V 全員抗原検査 2年ぶりの開催https://t.co/O3iBZzJ4fi
※11月08日付 #山口新聞 掲載記事から
富山マラソン2年ぶり開催 1万1226人全力ランhttps://t.co/flgP52uDXK
— 北日本新聞 ウェブン (@webun_news) November 7, 2021
開催可否の二分状態は続く
しかし、第6波がどうなるかは分かりません。医療体制への影響を鑑みて開催を諦める大会も未だ少なくないのが実情です。開催予定大会も定員削減が実施されているため、公認・非公認を問わず「椅子取りゲーム」の様相は強いままです。
関西圏のフルマラソンでは11月に先陣を切るはずの神戸マラソンが2年連続中止となっています。12月の奈良マラソンは開催予定ですが、年が明けて2月の紀州口熊野マラソン、京都マラソンが揃って中止を決めています。その後も2月末の大阪マラソン、1週後の丹波篠山ABCマラソンと続きますが、大会が間引かれているのが実情です。
定員減も目立ち、来年3月の丹波篠山ABCマラソンの定員は例年の4割、4000人まで減らしています。また、今年のオンラインマラソンを以って優先出走権は消滅し、次回の42回大会は「横一線からのスタート」に戻ります。クリック合戦の激化は避けられそうにありません。
第6波はどうなるのか
そして、来月に大会を控える私ですら戦々恐々なのが、COVID-19の第6波です。波が立ち上がり始め、一気に急増するのは目の当たりにしたくありません。COVID-19の症状以外に体調が悪くなっても、病院においそれと行けない可能性が高まるからです。
兵庫県もようやく落ち着きを取り戻していますが、いつ波が来るのかが分からなくなったのが怖いところです。ワクチン効果に関する情報も錯綜していることから、結果がまとまれば丁寧に伝えて頂きたいと考えています。そして、来年の大会にかけても「日常」が続くことを祈るばかりです。