大会とCOVID-19のこれから

金沢マラソンからまもなく3週間

 10/31に開かれた金沢マラソン。早いものであれから3週間が経とうとしています。例年であれば、今週末は神戸マラソンが開かれる週末です。しかし、今年も神戸の街を大勢のランナーが駆ける姿はありません。規模の違いはあれ、金沢マラソン、富山マラソン、下関海響マラソンが開かれた今、私自身複雑な心境なのは否めません。
 京都マラソン、紀州口熊野マラソンが中止となる中、来年2・3月開催の兵庫県内の2大会は3年越しの開催に向けて着々と進んでいます。それは姫路城マラソンと丹波篠山ABCマラソンです。後者は第42回大会、篠山市が「丹波篠山市」と改称後は初となる見込みです。

丹波篠山ABCのエントリーも開始

走れなかった2020年丹波篠山ABCマラソンのTシャツ
この年は40回記念大会となるはずでした

 前段で取り上げた第42回丹波篠山ABCマラソンのエントリーは今日19日の正午にスタートします。定員は例年の4割の4000人。ワクチン接種済み、ないしは検査の陰性証明を要する形で開かれる見込みです。

【大会HP】大会開催要項|第42回丹波篠山ABCマラソン

 要項によれば、今回は2ウェーブスタート(登録者は第1ウェーブスタート)とのこと。制限時間は第1ウェーブ基準で5時間20分と、近畿圏の大会(旧びわこ毎日、大阪国際女子除く)では最も制限時間の厳しい部類なのは変わらずです。エントリー料は12000円とCOVID-19の時流が色濃く感じられる値段になりました。43回大会以降、定員増が叶って料金が落ち着いて欲しいと思いますが、今回はやむなしです。

姫路城マラソンもランナーを待つ

 丹波篠山ABCマラソンの前週、2月27日に開かれるのが「世界遺産姫路城マラソン2022」です。今大会のトップページには「3年ぶりの感動を」とあり、感慨深いものがこちらにもあります。こちらは優先出走権が2020年大会参加者にあるため、新規参加は難しいと言えそうです。

まずは無事の開催を祈るのみ

 目下心配になるのは、「COVID-19ワクチンの効力減退」です。特に高齢者から進行が早いようで、3回目接種もいつからとなるのか読めません。再びの波が2月頃に被って来ないことを祈るしかありません。あとは飲み薬の承認も下りるのかという点は気になっています。「ワクチンの効果がどの程度下がるのか、感染抑止のための効力で残るものは何か」、政府には分かりやすい説明をお願いしたいと思います。
 その上で、何らの憂いなく姫路城マラソン、丹波篠山ABCマラソン、大阪マラソンと開催され、関西からもマラソン大会復活の流れが確かになることを祈るのみです。