小野ハーフマラソン参戦記

出走前のドタバタ

 本日はレース前からドタバタしました。予定通りの電車に乗って大会最寄りの神戸電鉄小野駅に到着は出来ました。
 ですが、会場へのシャトルバスが積み残しを起こし、当初予定より15分遅れての現地到着でした。この時点で号砲40分前。慌てて着替えてスタートラインへ直行となりました。ずっとバタついたせいもあって、市長の言葉、大会会長である元阪神・赤星さんの言葉も右から左へ流れていた印象でした。

レースの振り返り

記録:1時間25分48秒(ネットタイム・速報値)
手元計測結果:1時間25分51秒(21'03"-20'42"-20'30"-19'46"-3'51")

①スタート~5km

 序盤の5kmまでは、「ペースを体に馴染ませる」というところに力点を置きました。ウェーブスタートのおかげでかなり軽減されていましたが、最初の2kmぐらいまでは道が混み、十二分にペースを上げられる状況ではありませんでした。ある程度はエンジンをふかす形で走りましたが、「最初の1kmは捨てる」と割り切っていたので、気は楽でした。2kmにかけて4'15"/km切りにペースを上げ、その後は4'10"/kmを意識して進める展開となりました。

②5km~折り返しまで

 5km以降は順調でしたが、やはり久しぶりの公道での大会とあって、闘争心に火が点きそうになるのを鎮めながら走っていた印象です。マラソンの序盤を意識したことから、4'05"/km~4'10"/kmを刻むことだけこの辺りは考えて動いていました。8.5km過ぎから折り返しにかけてはアップダウンが続くコースでした。この辺りで90分のペースランナー率いる大集団に追い付きました。折り返しまでは抜かずに集団内でジワジワ位置を上げていました。

③折り返し~15km

 折り返し後すぐに控える上りで90分の集団から飛び出すと、そこからは単独走でした。まずは4'05"/km~4'10"/kmを守ることだけ考えました。これは3月に控える丹波篠山ABCに向けて無理はせずにどこまでやれるかを見る目的もありました。上り坂も篠山と似たイメージだったので、今日4'10"/kmで押せる手応えが見えたように思います。
 その後は少しペースアップし、4'00"/kmペースがいつしか視野に入るところまで来ていました。多少仕掛けが早かったかもしれないと後から振り返って思います。

④15km~フィニッシュ

 15km以降は4'00"/kmペースを守って走り、残り3~4kmからフルのラストスパートをイメージして仕掛ける目算を立てました。そして、17km過ぎからギアを切り替えてペースアップを始めました。前を行くランナーがラスト数kmの苦しいところに入った中をしっかり走り切れば自信になると言い聞かせてこの間走っていました。
 そして、18km過ぎからは最後の上りへ。そこまでは余裕を持って上りを走れましたが、ペースアップ+上り坂で一気に余裕を無くしました。それでも、「あと少し」と言い聞かせていました。20km過ぎからは持てる力を全てぶつけた結果、最後は3分半ペースまで上がりました。これにはレース効果の恐ろしさを見せつけられました。

走り終えて

 今日走り終えて、改めて開催して頂いたことに感謝しかありません。COVID-19禍は相変わらず続いていますし、オミクロン株の影響もワクチンの効力低減の影響も読めません。難しい状況ですが、約2年ぶりの公道でのレースに出られたことは本当に嬉しさでいっぱいです。沿道の応援にも背中を押してもらいました。なるべく多く声援に応えようと意識し、リアクションを取ろうと頑張った大会でもありました。

 もう中止はゴメン、と思いますが、一寸先は闇だと思わされた大会でもありました。来年3月がどうなっているかは分かりません。ただ、大会があるのを前提に仕切り直して練習に励みます。